【夜の部】大山文彦追悼ライブレポート

お待たせしました!昼の部ライブレポートに続いて、夜の部いってみましょう。

夜の部は昼の部よりもお祭りムード。さらに明るく楽しく送る会となりました。

19時に始まった夜の部。トップバッターはこの会の発起人の一人でもある宮前真樹。

同じく発起人で作曲家の田村信二が奏でるアコースティックギターで、昨年の誕生日にリリースした「waltz」をしっとりと歌い上げます。

右手に持っているのはお猿さんのマラカスです。シャカシャカシャカ。

この「waltz」も、大山さんがバースデーライブを企画しなければ生まれませんでした。東名阪でレコ発イベントも開催しましたが、あの時、何十年ぶりに会えた皆さん、きっかけはすべて大山さんだったんです。

宮前真樹の「waltz」だけでなく、昼の部に出演した水野あおいの楽曲や今井佐知子の新曲も手掛けた田村信二。今後のレジェンドアイドル界を支えていくキーパーソンの1人です。

2曲目はカップリングの「happy lucky days」。当時CoCoのバックダンサーも務めていた、元スクールメイツの2人(香織&美穂)が加わり、ステージを盛り上げます。

キレッキレのダンスで会場を沸かせました。

2人目は元TPD DASH!!の中川雅子。「フルーツポンチ」で登場です。

レースの黒手袋、良きですな。

写真集のために大山さんと撮影を重ねていたという中川。

「大山さんと一緒に撮った昭和コレクション、絶対に写真集にするんで待っててね!」

客席からは大きな拍手が送られました。


そして2曲目は…「大山さんに向けて歌いたいと思います。『Love song』」

天国へ向け、しっとりと歌い上げました。

3人目は森下純菜。昼の部とはまた違った雰囲気の衣装で登場です。1曲目は「Supureme Kiss」。

「ずっと大山さんが守り続けてきた、一緒に頑張ってきたこの夢空間というステージを、これからも私の中の大山さんと一緒にまた歩んでいきたいと思います」


2曲目は最新曲「Trade wind」。

後ろからしっかりと大山さんが見守っています。

100点満点のアイドルポーズ。これでこそ森下純菜ですね。アイドル道はまだまだ続いていきます。

お次は笹峯愛が登場。3枚目のシングル「オリオン座のむこう」が1曲目です。白石まるみさんのカバーで、作詞 松任谷由実・作曲 松任谷正隆という名コンビの楽曲になります。

宮前真樹バースデーライブのときのポスター撮影が本当に楽しそうだったという大山さん。「『また何かやりましょう』と声をかけてくれたけど、まさか次に歌うのが追悼ライブになるとは思わなかった。でも今日、こうしてまたステージに立てたのも、大山さんのおかげ」と感謝を伝えました。

2曲目は「唇に三日月を」。この曲は笹峯が作詞して、岡まゆみに提供したものなのだとか。

アコースティックギターの調べに乗せた、優しい、優しい歌でした。

「ゆきどーん、だいじょうぶーーーー!」

「だめです〜〜」


さあお次は「ねえ、ダーリン!」を久々に歌ってMCで倒れ込む元Melodyの田中有紀美。

「大山さんにはアイドル時代に多分撮ってもらっていたと思います」

「きっと撮ってもらってたよ」

「そういうことにしておきましょう!」

MCで爆笑をかっさらう2人なのでした。

そして2曲目は「潤恋花」を披露してくれました。

続いては、山口リエ。デビュー曲のカップリング「2人で海を見に行こうよ!」からスタートです。

歌い終わるやいなや、

「緊張した〜!!真樹さん早く来て〜!」

とぴょこぴょこ跳ねます。この天性の可愛さはずるい。

昨年の宮前真樹バースデーライブで25年ぶりに歌ったという山口。

「バースデーライブでは、素敵な時間を過ごすことができて感謝しています。今日のステージも、私の人生の中で思い出の日になりました。大山さん、本当にありがとうございます!」


2曲目は、山口3枚目のシングル「クローバーが咲いたから…」。

緊張する!を連発しながらも、とにかく楽しそう。

大山さん、この笑顔届いていますか。

Qlairの卒業ソング「さよならのチャイム」で登場したのは今井佐知子。この曲が2024年に聞けるとは誰が思ったでしょうか。涙こぼれそうになっている客席の空気が伝わってきます。

2曲目は初披露の新曲「心からありがとう」。

バースデーライブの出演を一度は断るも、宮前の熱い説得に折れ、昨年30年ぶりに表舞台に戻ってきてくれた今井佐知子。

さらなる宮前の猛プッシュで、ついに新曲を出すことになりました。この奇跡も、大山さんなくしては生まれなかったものです。

歌っている間に涙が堪えられなくなる今井。

歌い終わった今井を見つめる女神の眼差し。そのまま抱きしめます。感動です。

2人とも号泣です。ロビーには元Qlairの吉田亜紀からもお花が届いていました。乙女塾の絆。

「真樹ちゃん、大山さん、そして今日来てくれたお客さんに大感謝です!!」

ここからは一気に雰囲気が変わって、RunJun(宍戸留美・森下純菜)登場!「恋はダイアリー」です!

明るい!可愛い!華やか!(つよい)

「昔からお友達なんだけど、ステージで共演するの初めてかも!」というまきボー(宮前)&ルンルン(宍戸)。そしてここで、宍戸留美と森下純菜のファンクラブが発足することが発表されました。応援しようず。

続いて披露してくれたのは……デビュー曲、「コズミック・ランデブー」。会場が今日一のざわつきを見せます。生で聞けるんかこれ。


コズミック、コズミック、ランデブー!

そしてここで笹峯愛、山口リエをステージに呼び込みます。

続いての曲は…「地球の危機」!!

当時斬新すぎたあのミュージックビデオを思い出します。

地球の危機!地球の危機!地球の危機!きっききっき!!

ステージのボルテージは最高潮へ!

そしてカンコーン〜♪と会場に響く鐘のイントロ。

宮前真樹・田中有紀美・森下純菜・中川雅子の4CoCoがステージへ!

「はんぶん不思議」を披露します!

はんぶん(はんぶん!)〜ふっしぎ!!

昨年の宮前真樹バースデーライブでCoCoのカバーやりましょう!衣装作りましょう!と「横浜BoyStyle」の衣装が好きだった大山さんが作った思い出の衣装。

もう一度着る日がやってくるとは。


そして続いての曲は!

「無敵のOnlyYou」!!

地図にはな〜い、グッディ!アイラン!とあの名曲が蘇りました。この曲が歌われるのも、すごく久しぶりかと思われます。

そしてラストは全出演者がステージへ。それぞれが大山さんの想いを語り、追悼ライブもお開きかと思ったところで……

「最後にもう一曲!この曲です!」

会場に流れたイントロはCoCoのデビュー曲「EQUALロマンス」。割れんばかりの歓声と手拍子がライブハウスを包みます。届いてますよね大山さん!

「せーの!ダーリン!(……一瞬の静寂)」


「うおおおおおおおおおおおお!!!」


CoCoコンサートの定番だったブレイクバージョン!!何十年ぶりだこれ!!

客席も大盛りあがりなのですが、何より出演者のみなさんが心から楽しそう。見てくださいこの笑顔。

見てくださいこのジャンプ。

昼夜通じて、カメラに目線を送る余裕があったのはルンルンだけでした。さすが!


そして豪華メンバーでお送りした「EQUALロマンス」はアウトロへ…。

「ありがとうございましたー!!」大団円を迎えました。

2024年4月14日。大山文彦追悼ライブは無事に幕を下ろしました。

大山さんが繋いだ縁がいくつもの奇跡を起こし、奇跡が生んだ物語はこれからも続いていきます。

次回のGENKI!?ライブは5月19日。森下純菜・中川雅子・久保亜沙香・秋野ひとみの4人が出演します。チケットは好評発売中!大山さんが大切に育ててきた「GENKI!?ライブ」を未来に繋いで行くために、これからもみんなでレジェンドライブを盛り上げていきましょう!

▼チケットはこちらから。

https://t.livepocket.jp/e/guzek