【昼の部】大山文彦追悼ライブレポート
2024年4月14日(日)東京・SHIBUYA TAKE OFF 7で行われた大山文彦追悼ライブ。
この日の最高気温は24.8℃と4月中旬とは思えない暖かさで、満員札止めのTAKE OFF 7も真夏のような熱気に包まれました。
まずは昼の部のレポートからいってみましょう!
大山さんと二人三脚で続けてきた「GENKI!? LIVE」をこれからも続けていく、というメッセージを込めて、昼の部トップバッターは森下純菜。「Melody」からライブはスタートしました。
1曲目からピンクのペンライトが舞い、いきなりのトップギア。 ステージ後方で見守る大山さんもびっくりだったことでしょう。
Melodyが終わると、昼の部は森下純菜と宮前真樹のダブルMC、ということで宮前真樹が登場。
「まさか大山さんの追悼ライブをするなんて思いもよらかった…。わたしたちを繋げてくれた大山さん。レジェンドアイドルの今をみんなに届けたいという気持ちでGENKI!? LIVEを開催していた大山さん。そんな大山さんのためにも、今日は最後まで声も元気も出し惜しみなく行きましょう!」(宮前)
このライブは1人2曲ということで、続いて最新曲の「Trade wind」で盛り上がります。
2番手は月宮うさぎ。「侵略のススメ☆」でステージに降臨しました。侵略!侵略!
「うさぎちゃんを人生で初めて泣かせた男はこの人です」と遺影に語りかけ、2曲目は大山さんへの想いを込めた新曲「Thank You For My Dear」を披露しました。
曲やライブへの想いはブログにバッチリまとめれられているのでこちらも必読です。
3人目は桜川ひめこ。「めろんしちゃって☆」でド派手に登場しました。
「大山さんとひめめは〜めろめろ〜〜??」
「めろーん!」
アキバに行くのん!で大団円。信頼と実績の猫耳メイドさんでした。
続いては秋野ひとみ。
アゲアゲなナンバーが続いていましたが、ここからガラッと大人の雰囲気に。「たんぽぽ」を優しく歌い上げます。
大山さんとの一番の思い出は「イメージビデオを作ったときに、カメラマン役をやってくれた」こと。
「カメラマン役」というのが面白いですよね。
「大山さん、ちょっと早いんじゃないの!?」と語りかけ、「smile」を熱唱しました。
続いての徳永愛はパンダ姿で登場!「コイゴコロ」を披露しました。
なぜ、パンダの衣装で登場したかと言うと…?
「もともと撮影されるのが苦手。大山さんは全然喋ってくれないし、シャッターも押してくれないし、本当に大山さんが苦手だったんです」
「でも、一回パンダの着ぐるみで撮影してもらった時、とってもニコニコ上機嫌で、その写真が一番好きだと言ってくれたので、その格好できました」
にこにこ顔でファインダーを覗き込む大山さんの顔が浮かびます。
2曲目は今年デビュー25周年ということでメドレーを披露!
「キャリーアウトレボリューション」「LOVE is the BEAT」「Heartful Candy」をパンダのままキレッキレに踊る姿がとても印象的でした。
お次の登場は久保亜沙香。「秘密PAPYRUS」で会場は大亜沙香コールに包まれます。
MCでは宮前から「2人のサイズ感が同じなの〜♡」と歓喜の声。
森下純菜と組んでいたユニット「puppy loveです!」を再現してくれました。
大山さんとの一番の思い出は、ファーストアルバムのジャケット写真と4冊目の写真集で、ハワイで撮影していた時のこと。撮影も終盤となり、暗くなり始めた海をバックに最後の一枚を撮り終えた時、2人で泣いてしまったとのこと。
青春ですね。
2曲目は「ササエテクレテ…」を歌い上げました。
続いては水野愛日。「パレード」で登場すると、ステージを所狭しと歌い踊ります。
大山さんとの思い出は…
ライブ活動をしていなかった時代に、大山さんがわざわざバイト先に会いに来てくれて、純菜ちゃんの振り付けをしてほしいと頼みに来た。昔と髪型がめちゃくちゃ変わっててびっくりした(笑)
というもの。そうか昔はフサフサでいらっしゃったんですね。フサフサ……。
2曲目は「マケルモンカ」。大山さんがずっと聞きたいと言っていた曲だったのですが、封印していたため、大山さんに聞いてもらうことは出来なかったとのこと。
追悼ライブということで、そんなレア曲を披露してくれました。
島田奈美のカバー「Free Ballon」で登場したのは、いまのまい。
いまのは、80年代アイドルをこよなく愛する3人組ユニット「昭和とらいあんぐる」のメンバーでもあり、懐かしのアイドルソングを披露する活動を行っていますが、大山さんは、いつも選曲を「マニアックだねー」と喜んでくれたと話します。
2曲目に持ってきたのは、河合その子「哀愁のカルナバル」。今日もマニアックだね〜。
毎週木曜日21時〜22時、FMおだわら「まいのアイドルメモリーズ」でもマニアックな選曲が楽しめますよ!
さあライブも後半戦、水野あおいが登場。23年ぶりにリリースされた新曲「大切な宝物」を歌い上げます。
MCでは当時、CoCoがレギュラー出演していた、NHK・アイドルオンステージのリハスタジオで、振り付けのレッスンに靴を忘れてきた水野に宮前が靴を貸してあげたという思い出を披露。貸した靴が大きくて、ブカブカだったのに使っていた姿を申し訳ないなと覚えているとのこと(笑)。
「そんなあおいちゃんと再会できたのも、ステージに戻ってきたのも大山さんのおかげ」と語る宮前。「新曲、CDにしたいよね!これからも歌ってほしいよね!」と客席に呼びかけます。
2023年11月19日の「水野あおい「お誕生日コンサート2023~あおいのこれがアイドル~レコ発」で、新曲を先行発売する予定だったのに、その直前に旅立ってしまった大山さん。
水野も「これから大山さんに頼みたいこともいっぱいあったのに」と残念がります。
大山さんの意思を継ぎ、CDリリースをなんとか実現させたいと思う運営一同です。
2曲目は「あおい伝説」。ブルーのペンライトに染まった会場は、ひたち海浜公園のネモフィラ畑のようでした。
トリは太田貴子!大山さんが大好きだったという「Magician ~In The Midnight~」で登場です。
ステージに飛び交う紙テープ!見てますか大山さん!
今回出演者の中でも大山さんとは一番長い41年のお付き合い。
デビューした事務所のカメラマンとして出会い、デビュー当時の写真はほとんど大山さんだったと言います。
「大山さんの訃報を初めて聞いた時、エイプリルフールかと思ったくらいで、頭の中真っ白になりました。デビュー当時の担当で、先に亡くなってしまったマネージャーさんと、あちらで仲良くされてるのかな」
と大山さんへの想いを語りました。
2曲目は「デリケートに好きして」で、客席からは往年の名コール。そしてさらに飛び交う紙テープ。まさに昭和。まさにレジェンド。
最後はポンポンを持って森下純菜登場!「魔法」を2人で熱唱しました。
「GENKI!? LIVE」の出演者が集まった追悼ライブ昼の部。大山さんが大切にしてきたステージを未来に繋いでいくために、今後も歌い続けてくれることでしょう。
最後は大山さんと一緒に記念撮影。皆さんありがとうございました。
さあ、ライブはこれからも続きます!
次回「GENKI!? Vol.135」で、あなたのご来場をお待ちしております!
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